こんにちは。
毒親から逃げるときの確認事項をリスト化してみました。
「毒親から離れて暮らすためにまず何をすればいい?」そんな疑問が解決できる記事となっています。
毒親から逃げる前の確認事項5つ
毒親から逃げるために、まずは次の5つの項目をおさえておきましょう。
- 収入源の確保
- 住む家の確保
- 住民票の閲覧制限
- 連絡先を変えるor変えない
- 好きなことができる環境
収入源の確保
毒親から逃げるために重要なのが、収入源を確保することです。
毎月コンスタントに収入が入るように整えましょう。
毒親から逃げる時や逃げた後に必要になるお金をリストアップしてみました。
- 新居の契約金
- 引越し資金(引越し作業代金・移動費・家具や家電の新調・生活必需品の購入)
- 食費
- 水道・光熱費
- 通信費
- 生活費(日用品・交通費・交際費・その他)
これは最低限、自分一人が生きていくために必要なお金です。
この生活資金を毎月確保できる仕事に就くことが大切ですね。
毒親と離れて暮らすなら、どんな働き方でもOKなので、収入だけは途絶えないようにしましょう。
- 正社員・アルバイト・派遣など、働き方の選択は様々。
- 最近はパソコン一つで在宅できる仕事も増加しています。
私は親から逃げる資金を貯めるために会社員として働き、休日は副業アルバイトをしていました。
一人暮らしをしてからも、誰にも頼れないのでひたすら働いてました。
しんどかったけど、自分の力で生きてる実感が湧いてきて、とてもワクワクしました。
毒親から逃げて、もう本当に頼れるのは自分だけになりました。
でも、働いて働いて…しんどいはずなのに、なんだかすごく楽しかったです。
現在は子育てをしながら、時短で外に働きに行っています。
毒親に職場を知られている場合
毒親と離れて自分一人で生きていくために、安定した収入を確保しようという話をしました。
ただ職場を親に知られている場合は注意が必要です。
なぜ注意が必要なのかは以下の通り。
毒親に職場を知られるとすごく危険!なぜ?
- 実家から逃げても職場に押しかけてくる可能性がある
- 職場から出てきたところを尾行され、住所がバレるかも!
- 職場の人を捕まえて、こちらの現状(住所など)を聞き出す
毒親は感覚が普通の人とは違うので、どこで何をしでかすか分かりません。
職場を知られている場合は、大変ですが転職をして職場を変えた方が安全ですね。
職場の人に迷惑をかけないようにするためにも…自分の精神安定のためにも。
住む場所の確保
収入面の問題がクリアになったら住む場所を探しましょう。
毒親が住んでいる場所からできる限り遠くの場所に引越しましょう。万が一住所がバレてしまっても、距離が遠ければ遠いほど毒親は簡単にこちら側に来れなくなります。
住む場所の例としては、
- 保証人なしで借りれる賃貸物件
- マンスリーマンション
- 住みこみの仕事をする
- シェルター
上記3つあたりが現実的ですね。
シェルターは詳細が明かされていないので、実態が分からないというのが正直なところです。
一時避難といった感じでシェルターに頼るならば、役所等の公的機関からの紹介を通して入所するのがベターかと思います。
保証人なしで借りれる賃貸物件
最近は保証人不要の賃貸物件が豊富です。
私も親から逃げて保証人不要の物件に住んでいました。普通の綺麗なハイツで快適な生活を送っていました。
色々な事情で保証人がいない人なんてたくさんいますからね。
保証人がいない分、契約手続きもサクッと終わります。
- 保証人不要の理由
- 事故物件ではないか
- 治安は大丈夫か
上記のようなことが気になったらきちんと担当者に質問してみましょう。
マンスリーマンション
毒親と離れるため、とりあえずマンスリーマンションに住むという手段もあります。
マンスリーマンションとは?
- 月単位などの短期契約が可能な物件
- 住む理由は様々…単身赴任や研修などで利用する人が多い
- 毒親から逃げる場合は、とりあえず良い物件や仕事が見つかるまで身を寄せる場所として利用
- 女性専用のマンスリーマンションもある
- 家具家電も揃っている物件がほとんど
生活に必要な家具家電が揃っている物件が多いです。だから自分の身の回り品だけを持って、新生活がスタートできるというわけです。
毒親から隠れて逃げないといけないときにも便利なタイプの物件ですよね。
住みこみの仕事
住みこみの仕事を探して入社し、その会社が提供してくれる家に住む方法もあります。
アルバイトの求人サイトで住みこみの仕事を検索すると、地域にもよりますが旅館の受付スタッフや工場での作業、物流関係のスタッフといった仕事が多い印象です。
住みこみの仕事は何らかの事情を抱えたいわゆる「ワケアリ」の人も多く、雇い主も理解のある方が多いらしいです。
シェルター
毒親との生活で本当に危機がせまっている方にはシェルターに避難するという手段もあることを知っておいてほしいです。
シェルターとは?
- DV被害に遭っている方が避難し(一時的に)生活する場所
- 公的シェルターと民間シェルターがある
- 一般的にシェルターの詳しい場所や詳細は明かされない
シェルターの詳細(住所など)は基本的に明かされません。入所している方の安全第一のためです。
シェルターに入るためには、ひとまず警察やお住いの地域の役所で毒親からのDV・精神的虐待などの相談をしましょう。
そして「一時的に避難するためにシェルターに入りたい」と伝えてください。
シェルターの詳細を教えてもらえる可能性があります。
民間シェルターを紹介された場合、①どんな団体が経営しているのか(怪しい団体ではないか)②どんな方が入所されているのか、などを質問して確認しておきましょう。
住民票の閲覧制限はどうするか
毒親から逃げる決意をしたら、住民票の閲覧制限についても考えておきましょう。
住民票ブロックとも言われる制度です。
住民票の閲覧制限とは?
- DV・虐待の被害者が受けることのできる支援措置のこと
- DV・虐待の加害者が、被害者の住民票などの書類(住所が確認できる書類)を取得できないようにする制度
- 加害者に住所を知られないようにすることで、身の安全を守ることができる
住民票ブロックは毒親から逃げたあとのステップになりますが、この制度を利用したいのであれば前もって計画しておくのがオススメです。
上の記事では
- 住民票の閲覧制限の支援を受けれる人はどんな人?
- 住民票の閲覧制限をかける手順
- 支援を受ける際の注意点
などについて、実際に支援を受けている私が詳しく説明させていただきました。
連絡先の変更について
毒親から離れるときに連絡先も変えて気持ち新たに頑張ろう!と思うかもしれませんね。
連絡先を変える場合、新しい番号を毒親に教えないのはもちろん、兄弟姉妹・その他親戚にも教えない方が良いでしょう。
連絡先を変えない場合、毒親の番号のブロックを忘れずに行いましょう。
好きなことができる環境作り
毒親から無事に逃げれたあとは、自由な生活が待っています。
ただ不安や孤独といった気持ちが不定期で襲ってくるかもしれません。
でもそれは仕方のないことです。これまでずっと毒親のもとで我慢してきたんですから。
ただ、そんなときのために自分の好きなことで自分を癒してあげれると良いですね。
私の場合は、毒親から逃げて一人暮らしをスタートさせ、基本的に楽しく暮らしていましたが、やはり2ヶ月に1回くらいは過去を思い出して苦しくなったり、寂しくなったりすることがありました。
孤独で寂しくて、一人きりの部屋で嗚咽するくらい泣いていました。
私は内向的な人間なので、一人の時間に好きな本を読んだり音楽を聴くことがすごく癒しになっています。
小説などを読んでいると、その登場人物の気持ちに感情移入して、自分の苦しみを少し忘れることができるんです。
音楽を聴いているときも同じような感覚で、その世界に入り込んで、一時的に辛い気持ちを忘れる効果があると感じています。
なので私的には毒親から逃げたあとの新生活では自分の好きなことをする、というのがかなり重要だと思っています。
毒親から逃げた後は好きなことをして自分を癒してあげよう
- 読書
- 音楽鑑賞
- 美味しいご飯を食べる
- 漫画を読む
- YouTubeで好きな動画見る
- 散歩する
- 筋トレで自分を磨く
もちろん信頼できる恋人や友人がいるなら、その相手に癒してもらっても良いですね!♪
まとめ
毒親から逃げるときも、逃げたあとも色々と考え事が発生すると思いますが、ひとまずこれさえ確認しておけばOKという事項を書いてみました。
毒親から逃げたい!まず何からすればいい?そんな方は、
- 収入源を確保する
- 住む家を確保する
- 住民票の閲覧制限
- 連絡先を変えるかどうか
- 辛くなったときに自分を癒してくれるものを見つけよう
とりあえず、この5項目を解決していきましょう。。