毒親の定義なんて無い【育てられた子供にしか分からない苦悩】

こんにちは。

毒親から死ぬ覚悟で逃げ、現在は穏やかに生きている管理人です。

この記事では

  • 毒親ってどんな親
  • 自分の親が毒親だと気付いた時にとるべき対応

これらについて記載しています。

自分らしく生きるために、親に振り回される人生はもう終わり!!そこで毒親の種類と対処法をマスターしておきましょう。

このブログは、すべての毒親育ちさんに穏やかな日々が訪れることを願う管理人が運営しています。毒親は滅亡してくれ…っ!!!(心の声)

目次

毒親ってどんな親

一昔前に比べ、毒親に関する書籍が世の中にたくさん出回るようになりました。TVの特集でもチラホラと取り上げられていたり。

「毒親」というワードもやっと多くの人に定着しつつあるのかな、と感じます。

でも結局のところ毒親ってどんな親?と疑問に思われる方も多いですし、自分の親が毒親だと気付いていない方も多いようですね。(気付かない方がある意味幸せなのかも…)

一般的な毒親のパターン6つ

世界中の毒親さん達は、本当に色んな形で毒をまき散らしているようです。

毒親のタイプをとりあえず大きく6種類に分けてみました。

毒親6パターン

  1. 子供を支配する毒親
  2. 親の役目を果たそうとしない毒親
  3. 酷い言動で精神的に傷つける毒親
  4. 暴力で傷つける毒親
  5. 性的暴力で傷つける毒親
  6. アルコール依存症の毒親

子供を支配する毒親

このタイプの毒親に悩む毒親育ちさんがすごく多い気がします。

子供は自分の所有物で、自分の思い通りに動かしても良いと思っている毒親ですね。

子供は自分と全く別の人間であることに気付けていません。

子供には意志や気持ちがないとでも思っているのかな…。毒親は、多分そんなことを考える能力も持っていません。

「○○以上のレベルの大学に行きなさい!」「○○の仕事以外は認めない!」など、自分がすごい親だと称賛されたいがために子供を思い通りにコントロールしようとする教育系毒親もこのタイプです。とても厄介です。

親の役目を果たそうとしない毒親

子供に対し、基本的な生活環境(衣食住)を与え、一般社会で生きていけるように教育するのは親の役目です。

この親としての基本的役目を果たす気がない毒親も存在します。

体調のことや金銭的なこと等、どうしようもない事情を抱えている場合は、毒親ではないのかもしれませんが、いずれにせよ子供の幸せのために現状を変えていく努力をしているかどうか、が最大のポイントになりますよね。

生きていく上で必要最低限のマナーを親から教わっていないと大人になってから苦労します。子供の世話より自分の交際や外見を着飾ること(欲望を満たすこと)が大事な毒親もこのタイプに分類されるかと。

酷い言動で精神的に傷つける毒親

子供に平気でヒドい言動をする毒親。このタイプも毒親の代表的な特徴ですね。

多くの毒親育ちさんが経験しているのでは?と思います。

身近な存在である親からの言葉の暴力、これは自己肯定感が低いまま大人になってしまう原因となります。

  • 「バカ・ブス・クズ」
  • 「お前なんかが笑うな」
  • 将来の夢や進路相談をすると「そんなことオマエにできるわけない・辞めとけ」と一蹴
  • 「子どもなんか生まなければよかった」

こんな言葉で子供を精神的に追いつめる親も典型的な毒親と言えるでしょう

このタイプの毒親を持つ子供は人として魅力的である場合が多いです。しかし、毒親からブス・バカと言われ続け、自己肯定感が低くなっています。親の言葉の影響は大きすぎるため「自分には何の価値も無い…」と思い込んでしまうのです。

暴力で傷つける毒親

子供に手を出す毒親も醜いみにくい生き物です。もう人間とも言えないですよね。

  • 殴る
  • 蹴る
  • 髪をひっぱりまわす

自分のストレスを自分でコントロールできないため、子供をストレスの捌け口にしているのかもしれません。

毒親育ちさん

親が家族に暴力を振るってる…
でも自分はまだ手をかけられていない…
こんな場合はどうなるの?

こんな場合も毒親になります!

親同士の喧嘩や暴力を他の子供に見せること(通称 面前DV)は虐待と同じ扱いです!

面前DVを平気で行う親もこの毒親のパターンです。子供にとって、日常的に暴力を見せつけられることは、大きな精神的ダメージ・心理的負担をともないます。

性的暴力で傷つける毒親

子供に性的暴力を加える親も毒親のパターンの一つです。

毒親から性的な嫌がらせを受けている場合、恥ずかしさから周りに相談できないなんてこともありえます。

親から性的暴力を受けると

  • 「自分は汚れている」と思ってしまう
  • 異性に対して嫌悪感や恐怖心を持ってしまう

このように苦しみと生き辛さを抱える原因になってしまいます

毒親からの性的被害により、学生生活・社会人生活・交際や結婚に影響を及ぼす可能性があります。子供で性的欲求を満たそうとする親なんて、親どころか人の価値もありません。早急に離れましょう!

アルコール依存症の毒親

アルコール依存症の親も毒親です。

お酒を摂取した後に、別の人格が乗りうつったかのように豹変し、家族に暴力を振るうタイプです。

そんな不安定な親を見て育った子供自身も情緒不安定になってしまいます。

アダルト・チルドレン(AC)は、アルコール依存症の親の元で育った人のことを指す言葉です。毒親育ちさんは大抵、ACである場合が多く、親がアルコール依存症である例も多いです。

毒親にも様々なパターンがある

毒親を6つのパターンに分類してみましたが、実際はもっと様々な種類の毒親がいるのでは?と感じています。

  1. 支配する毒親
  2. 親の役目を果たそうとしない毒親
  3. 酷い言動で傷つける毒親
  4. 暴力で傷つける毒親
  5. 性的暴力で傷つける毒親
  6. アルコール依存症の毒親

私の母親は①・②・③・④(性的暴力は父親ではなく母親から被害に遭うケースもあります)の4つにあてはまり、毒父は②・⑤に当てはまりました。

しかし、実際はこのパターンの中に当てはまらないおかしな行動や出来事もたくさんありました。きっと私と同じような、奇怪行動が目立つ親の事で悩んでいる毒親育ちさんも多いのではないでしょうか。

子供にしか分からない苦悩があるため毒親の判断は難しい

毒親の分類をしましたが、実際には「こんな特徴があるから毒親だ!」と判断することは非常にデリケートで難しい問題です。

毒親育ちの辛さの一つに、「他人に理解してもらえない」という点がありますが、それは理解が足りない他人が悪いわけではありません。

毒親育ちの苦しみが理解できない普通家庭育ち でもけっしてその人たちが悪いわけではない

  • 本当の苦悩なんて毒親に育てられた子にしか分からない部分が大きいため、他人に理解されなくて当然
  • 毒親育ちの辛さ普通家庭で育った人が経験もしていないのに分かるはずがない
  • 友人や知人にいくら毒親エピソードを聞かされても、「他人様の親を悪く言ってはいけない」という意識が働き共しにくい

だからこそ毒親問題の解決は難しいのです。

親に対して違和感があるときは要注意

親に対する違和感や不信感がなかなか消えない…。なんか変…。

毒親育ちさんの多くが親に対して違和感を覚えているのではないかと思います。

「まさか自分の親は毒親ではない」と思っていても、人として「あれ…?」と感じる部分が多い場合、残念ながらその親は毒親である可能性が高いのではないでしょうか。

  • 子供の頃は親が絶対的な存在であり、毒親だとは思いもしないかもしれません
  • 中学・高校…と成長していくにつれ、「なんか自分の親はおかしいかも…?」と感じることが度々あると要注意
  • 「大人になってから」「社会人になってから」やっと自分の親が毒親であると気付く方も多いのが現実

ずっと生き辛い…それは毒親が原因かもしれません

普通に生活しているけど、なぜかずっと苦しさがある状態はもしかすると毒親が原因なのかもしれません。

  • どこにいても浮いているように感じる
  • 本当の自分が分からない
  • 誰の前でも良い子を演じてしまう

昔の私のように「どこにいても自分の居場所がないような気がする」という、自分に対しても違和感を持ってしまった時、親との関係を見直す必要があると思います。

親からありのままの自分を受け入れてもらいながら愛されて育つと、自分の居場所がどこにもないように感じることなんて無いですから。

  • 毒親に育てられると、親に気に入られるために理想の子供を演じないといけなくなる
  • 本当の自分を隠しているうちに、本来の自分の姿が分からなくなる
  • どこにいても居場所がなく、自分だけが周りから浮いているように感じる
  • 自己肯定感も低くなり、ますます生き辛くなる

生き辛さを抱えてしまう原因は、ほぼ毒親にあると感じています。

他人の「あなたの親は毒親じゃない」は全く気にしなくていい

その毒親に育てられた子供にしか分からない苦悩は必ずあります。

  • 「あなたの親はまとも!」「別に毒親なんかじゃないと思う!」
  • 「私の親の方がもっと大変!!」
  • 「世の中にはもっと大変な人がいるんだから…」

毒親の苦しみを誰かに相談すると、このような返答をいただくかもしれません。

でも、もし他人にこのようなことを言われても全く気にしなくて大丈夫です。

その親に育てられていないのだから、分かってもらえなくて当然なんですね。

ただ一つ言えることは、子供に家庭の事や親の事を悩ませてしまっている時点で、その親はもう典型的な毒親だということです。

親が毒親だと気付いたら早く逃げよう

毒親育ちさん

自分の親は毒親…
今頃気づいた…しんどい…

親が毒親であることに気付くのが遅すぎた…なんて悔やむ必要はありません。むしろ親が毒親だと気付けた子供はラッキー。

これから自分軸で生きていくきっかけが出来たということなので、それだけ楽しく生きていくチャンスも巡ってきたということです。

毒親と正面から向き合う

親が毒親だと気付いたら、まずはしっかり話し合いをしてみましょう。

その時の親の向き合い方で、今後の方向性が分かってくると思います。

  • 自分が親に対して思っていること
  • これまで〇〇なことをされてすごく傷ついた
  • なぜそんな行動をするのか教えてほしい
  • 私のことをどう思っているか

これらの話し合いをする時に

  1. まともに聞いてくれない
  2. 「気にしすぎ」と馬鹿にしてくる
  3. 論点のズレた答えが返ってくる

上記のような態度を取る親は完全に毒親だと思うので、もうそんな親から早く離れてほしいです。

まともな親だったら反省しますし、謝ってくれますからね。

毒親とは距離を置こう

親が毒親だと気付いた時点で早く離れる事を強くオススメします。

話し合いをしても話が通じないのならなおさらです。

毒親は「自分が悪い」という発想になれません。(人格障害のような人が多い気がします)

残念ながら毒親が毒親でなくなることなんて無いに等しいし、期待するだけ無駄だと思います。

「絶縁」とまでは言いませんが、とりあえず距離を置き、毒親から解放された方が良いのではないでしょうか。

手を出すことだけは絶対にやめておこう

どんなに酷い毒親でも暴力だけは控えましょう。

  • 戦う時は口頭でしっかりと
  • 毒親に手を出した時点でこちらの負け
  • 殺意が湧いても我慢
  • とにかく早く逃げよう

毒親から早く解放されよう

毒親の分類と対処法についてのお話でした。

話し合いは大切ですが、手を出す事だけはやめておきましょう。(毒親を殺さないだけでかなり偉い!)

毒親は残念ながら、「自分が悪い」という発想を持っていないので関わっても消耗するだけです。

幸せになりたいならとにかく親から離れて暮らしてほしいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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