こんにちは。静かな世界、運営者のSです。寒さが少しずつ厳しくなり、街がイルミネーションで彩られる季節になると、なんだか心が浮き立ってきますね。「クリスマス 雑貨 ドイツ」と検索して、今年はお部屋をどんな風に飾ろうかと想像を膨らませている方も多いのではないでしょうか。ドイツのクリスマス雑貨には、くるみ割り人形やピラミッドといったたくさんの種類があり、それぞれに込められた深い意味や歴史があります。現地まで行くのは難しくても、最近は通販で素敵なプレゼントを見つけたり、日本国内のマーケットで本場の雰囲気を味わったりすることができます。この時期ならではのランキングや人気アイテムをチェックして、自分だけの特別な空間を作ってみるのも楽しいですよね。今回は、そんな魅力あふれるドイツのクリスマスの世界へ皆さんをご案内します。
- エルツ山地で生まれた木工芸品の温かさと背景
- ケーテ・ウォルファルトなどの有名ブランドの特徴
- 2025年の日本国内マーケット開催情報と見どころ
- 大切な雑貨を長く愛用するための修理やお手入れ
ドイツのクリスマス雑貨!人気の伝統工芸品
ドイツの冬は長く暗いことで知られていますが、そんな季節だからこそ、家の中を暖かく照らす「光」や「温もり」を大切にする文化が根付いています。ここでは、特に有名なエルツ山地の木工芸品やガラス細工など、定番のアイテムが持つ意味や魅力についてご紹介します。
くるみ割り人形や煙出し人形の由来

ドイツのクリスマス雑貨と聞いて、まず思い浮かべるのが「くるみ割り人形」ではないでしょうか。兵隊さんや王様の格好をして、口を大きく開けているあの人形です。実はあれ、単なる可愛いおもちゃではないんです。
発祥の地であるエルツ山地は、かつて鉱業で栄えましたが、資源が枯渇してからは生活が厳しくなりました。そこで、職人たちは権力者(王様や兵士)へのささやかな抵抗として、「硬いくるみを割るという労働」を彼らにさせる人形を作ったと言われています。あの怖い顔には、そんな庶民の風刺が込められているんですね。
煙出し人形(Räuchermann)との違い
一方で、パイプをくわえた「煙出し人形」は、木こりや郵便屋さんなど、庶民の姿がモチーフになっていることが多いです。お腹の中にお香を入れると、口からプカプカと煙を吐き出す姿は、見ていて本当に癒やされますよ。私は、クリスマスの時期にはジンジャーブレッドの香りのインセンスを焚いて楽しんでいます。
窓辺を彩るシュヴィップボーゲンやキャンドルホルダー

ドイツの家の窓辺に飾られる、アーチ型のキャンドルスタンドをご存知ですか?「シュヴィップボーゲン(Schwibbogen)」と呼ばれるこの飾りは、私が特に大好きなアイテムの一つです。
このアーチの形、実は「鉱山の入り口」を表しているそうです。昔、鉱夫たちは日が昇る前に地下に入り、日が沈んでから地上に出てくる生活をしていました。冬の間は太陽を見ることができない彼らのために、無事に帰ってこられるよう窓辺に明かりを灯したのが始まりだと言われています。
現代では電気式のものも増えましたが、あの温かな光が窓から漏れる風景は、ドイツの冬の象徴ですね。日本でも、出窓やチェストの上に置くだけで一気に現地の雰囲気が出せるのでおすすめです。
回転するクリスマスピラミッドの歴史と仕組み

「クリスマスピラミッド」も、ドイツならではの素敵な仕掛けです。塔のような形をしていて、頂上にあるプロペラが回ると、下の人形たちも一緒にくるくると回り出します。
これ、電池で動いているわけではないものが多いのをご存知でしたか?
下段に置いたキャンドルの熱が上昇気流を生み出し、その風でプロペラを回すという、とてもアナログで科学的な仕組みなんです。
部屋を暗くしてピラミッドに火を灯すと、天井にプロペラの影がゆらゆらと映って、本当に幻想的です。ザイフェンの「ミュラー社」などが有名ですが、最近はLEDを使ったモダンなタイプもあるので、火の扱いが心配な方でも安心ですね。
ラウシャで作られるガラスオーナメントの魅力

木工品だけでなく、ガラスのオーナメントもドイツが誇る工芸品です。特にテューリンゲン州の「ラウシャ(Lauscha)」という村は、ガラスオーナメント発祥の地とも言われています。
ラウシャのガラスは、とても薄くて繊細なのが特徴です。昔、貧しいガラス職人が、高価な木の実や果物をツリーに飾ることができず、代わりにガラスでそれらを模したのが始まりだとか。手に取ると、その軽さに驚かされます。
取り扱いの注意点として、本当に割れやすいので、飾る時はクッション性のある敷物の上で行うのが無難です。私も一度、うっかり落として粉々にしてしまい、涙目になった経験があります…。
ケーテ・ウォルファルトなど有名ブランドの木工芸品

ドイツ雑貨を集め始めると、どうしても気になるのが「ブランド」や「工房」の違いですよね。いくつか代表的なものを挙げてみます。
| ブランド・工房名 | 特徴・魅力 |
|---|---|
| ケーテ・ウォルファルト
(Käthe Wohlfahrt) |
一年中クリスマスグッズを扱う専門店として世界的に有名。伝統的なものからモダンなものまで品揃えが豊富です。 |
| ヴェント&キューン
(Wendt & Kühn) |
緑の羽に11個の白い水玉模様がある「天使」がトレードマーク。ぷっくりとした愛らしいフォルムが特徴です。 |
| クリスチャン・ウルブリヒト
(Christian Ulbricht) |
くるみ割り人形の名門。素材の良さと、どこかユーモラスで表情豊かなデザインがコレクターに人気です。 |
| ヒューブリッグ
(Hubrig Volkskunst) |
「冬の子供たち」や「花の子」シリーズなど、絵本から飛び出したようなミニチュアの世界観が魅力です。 |
それぞれの工房に個性があるので、「今年はここの天使を集めよう」といった楽しみ方ができるのも、ドイツ雑貨の沼…いえ、魅力的なところですね。
通販や市場で探すドイツのクリスマス雑貨
「実際にドイツまでは行けないけれど、あの空気感を味わいたい!」という方のために、日本国内で楽しめるマーケット情報や、信頼できる購入先についてまとめました。2025年も各地で盛り上がりそうです。
2025年の東京や大阪のクリスマスマーケット日程

日本でもすっかり定着したクリスマスマーケット。2025年の主要な開催予定をチェックしておきましょう。
- 東京クリスマスマーケット2025(神宮外苑・芝公園)
今年はなんと、神宮外苑(11/21〜)と芝公園(12/5〜)の2会場で開催され、世界初となる「同一都市に2基の巨大クリスマスピラミッド」が登場するそうです。これは見逃せませんね。
- 六本木ヒルズ クリスマスマーケット
大屋根プラザで11/22から開催。ここには「ケーテ・ウォルファルト」が出店するので、本格的な雑貨を探している方には特におすすめです。
- 阪急うめだ本店(大阪)
「Warmest White Christmas」をテーマに、11/19から開催。「白」を基調としたミラーボールツリーやメリーゴーランドが登場し、幻想的な雰囲気が楽しめそうです。
※開催日程や内容は変更になる場合があります。お出かけ前には必ず公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
銀座教文館などの専門店で本場の飾りを手に入れる
マーケットは賑やかで楽しいですが、じっくりと雑貨を選びたいなら専門店に足を運ぶのも良いでしょう。
私が毎年必ず訪れるのが、東京・銀座にある教文館の「ハウス・オブ・クリスマス」です。書店の一角で開催されるのですが、ドイツ直輸入の錫(すず)のオーナメントや、降誕セット、木工品などが所狭しと並びます。キリスト教書店ならではの、静かで厳かな雰囲気がとても心地よいんです。
また、地方にも素敵な専門店があります。例えば新潟の「ピコット」さんはハンドメイド雑貨で有名でしたが、情報によると2025年11月末で一時閉店し、2026年に弥彦村へ移転されるそうです。こういった個人店の動向もチェックしておくと、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
通販で買えるおしゃれな輸入雑貨やプレゼントの選び方
近くにお店がない場合は、やはり通販が便利です。一年中クリスマスのお店「R-dott.(アールドット) 」や、木のおもちゃ専門店「ヴァルト(Wald) 」などは、オンラインでもドイツの工芸品を豊富に扱っています。
プレゼントとして選ぶなら、以下のポイントを意識してみると良いかもしれません。
- 小さな「ヴァルトファブリック」のオブジェ: 黒い森の樹皮を活かしたフクロウなどは、ナチュラルなインテリアに馴染みやすく、価格も手頃です。
- ミニチュアの天使: ヴェント&キューンの天使は、1体だけでも存在感があり、毎年1つずつ買い足していく楽しみを贈ることができます。
大切な木製おもちゃの修理や手入れの方法について
せっかく手に入れたドイツの木製品、長く大切に使いたいですよね。ここだけの話、私は昔、汚れを落とそうとして濡れた布でゴシゴシ拭いてしまい、塗装を痛めてしまったことがあります…。
木製品のお手入れの鉄則
- 水気は厳禁: 木は水分を含むと膨張や変形の原因になります。基本は「乾いた布」で埃を払う程度で十分です。
- 保管場所: 直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。乾燥によるひび割れを防ぐためです。
もし壊れてしまった場合は、「おもちゃ病院」などのボランティア団体に相談してみるのも一つの手です。専門のドクターが丁寧に診てくれることもありますよ。
お気に入りのクリスマス雑貨をドイツから取り入れる
ドイツのクリスマス雑貨は、単なる飾り以上の「温もり」や「物語」を持っています。鉱夫たちの祈りが込められたシュヴィップボーゲンや、職人が一つひとつ手作りしたくるみ割り人形。それらが部屋に一つあるだけで、日本の冬もぐっと豊かで心安らぐものになる気がします。
2025年の冬は、ぜひお気に入りのアイテムを見つけて、自分だけの「Gemütlichkeit(居心地の良い)」なクリスマスを過ごしてみてくださいね。


