こんにちは。毒親がいる実家から逃げ、現在は平凡に過ごしている者です。
前回の記事は結婚が決まるまでのお話でした。
今回の内容は結婚が決まった後に出てくる悩みについてのお話です。
- 結婚式どうしよう。する?しない?
- 結婚後の親との関係はどうすればいいの?
- 毒親育ちが結婚生活を送るうえで大切なことは?
毒親育ちの結婚。結婚式どうする?
親が毒親である場合、結婚式はどうすればいいのか本当に悩みますよね。
する?しない?その前に「結婚式に憧れはあるけど毒親のせいで上手くいかないかも…」などとマイナスな想像が過ってしまいます。
- 結婚式で毒親が爆弾を落とす(相手の親族に対して不快な発言をする)のではないだろうか…
- 親に手紙なんか読みたくない…
- 親に晴れ姿なんか見せたくない…
- そもそも結婚式に親を呼びたくない…
など、普通の親のもとで育った人からすると想像できないような悩みがこれでもか!というほど発生します。
こんなことで悩まないといけないのが本当にしんどい。
でも最近は色んなスタイルの結婚式が増えているので、自分と結婚相手が納得する形であればどんな形式でも結婚式を挙げることは可能です。
毒親育ちが結婚式を挙げたい場合
毒親育ちが結婚式を挙げたい。でも毒親の存在があるため躊躇している…。という場合のおすすめプランは以下の通りです。
結婚式はしたいけど、毒親の存在が気になって躊躇する時のオススメプラン5つ
- 2人だけで挙式する
- 新婚旅行先で2人だけで挙式する
- 友人だけを招待してパーティーを開く
- 結婚相手側の親族だけを招待してパーティーを開く
- 挙式は行わずにウエディングフォトを撮って記念にする
- 普通に結婚式を挙げるが親だけ呼ばない
思いつくものを上の表であげてみましたが、結婚したという証を色んなパターンで思い出に残すことは可能です。
2人だけで挙式なんていうのもロマンチックで素敵ですね。
「結婚式を挙げたいけど親を呼ばないなんてありえるの…?」と思うかもしれませんが、実はけっこう多いらしいですよ。新郎新婦のどちらか一方の両親が出席していないというパターン。
結婚式場のスタッフもプロなので、両親がいなくても成立するようにプランを考えて提案してくれるようです。
私の場合は何らかの形で結婚したことを記念に残すだけで満足だったので、ウエディングフォトを撮影して挙式はしませんでした。
新婚旅行のついでに。とても素晴らしい思い出になりました。
そもそも目立つことが得意ではなく、結婚式に憧れも無かったので別にしなくて良かったです。
結婚式はしたくない、という場合
毒親育ちさんが「結婚するけど結婚式はしたくないです。」という場合、結婚相手と話し合って2人が納得しているのであればOKですよね。
結婚相手の親から「結婚式はぜひ挙げてほしいんだけど…」と言ってこられる可能性がありますが。
義理の親に結婚式を挙げてほしいと言われたからといって、無理に挙げる必要はありません!
毒親育ちさんは優しい方が多いので、本当は結婚式はしたくないと思っているのについ、「式挙げようかなぁ」と悩んでしまうかもしれないので。
今どき結婚式を挙げない夫婦はたくさんいます。
結婚後の親との関係はどうする?
親が毒親の場合、結婚後の距離感にも悩みますね。かくいう私は、結婚前に両親と絶縁(一方的に。逃げるように。)しています。
しかし、色々な事情で絶縁まではしていない(できない)という毒親育ちさんもいることでしょう。
そんな方の場合、結婚後の親との付き合いには注意しましょう。
毒親と縁を切ることができないのであれば、できるだけ物理的に距離を置くことが大切だと思います。
新しい家族になってくれる人と穏やかに過ごすために、とにかく毒親との接触回数を減らしましょう!
こちらが結婚したからといって、毒親が変わることはないですしね。
残念ながら毒親は一生毒親のままです。
- 結婚することで、パートナーに対し様々な影響を与えることになる
- パートナーに毒親の毒を流さないようにするため、親とは最低限の付き合いを厳守。
私的には結婚するまでに親が毒親と気づけた時点で「あぁ良かった…」と思うんですよね。
結婚生活には様々なライフイベントがつきものです。そのライフイベントに毒親が関わってくると、平和な世界が一瞬にして地獄に変わる可能性が大きいです。
結婚後のライフイベント
- 結婚式
- 妊娠、出産
- 育児
- マイホーム購入
- 引越
- お盆やお正月の挨拶周り
これらをイベントと呼んで良いのか分かりませんが。
結婚前に親が毒親だと気付けたら、これらのイベントにも前もって親と距離を置く準備ができますよね。
毒親育ちが結婚生活を送る上で大切なことってなに?
- 毒親との距離感。できるかぎり毒親との関わりをなくす。
- 毒親とできるだけ離れた場所に住む。
- 頑張りすぎない。
- しんどいときはパートナーに甘える。
毒親育ちさんの結婚生活で大切なのは、やはり毒親との関わりは最小限にとどめること。
住所が知られてしまっている場合は特に、毒親が住んでいる場所からできるかぎり離れた場所に住む、ということが大事でしょう。
また結婚生活を送るうえで慣れない環境での生活が始まりますが、けっして頑張りすぎないことですね。
- 頑張りすぎてしまうことは毒親育ちさんの特徴の一つ。
- 毒親にそのままの自分を受け入れてもらえなかった過去を持つため、しんどいという気持ちが麻痺するくらい頑張ってしまう。
しんどいときは休みましょう。パートナーにも甘えましょう。
これまで毒親に耐えて頑張って生きてきたのだから、結婚という幸せな切符を手に入れたこの先は、もう自分を押し殺すことをしてはいけません。
まとめ
毒親育ちさんが結婚することが決まった後に出てくる悩みについて。
- 結婚式どうしよう。する?しない?
- 結婚後の親との関係はどうすればいいの?
- 毒親育ちが結婚生活を送るうえで大切なことは?
毒親育ちの私自身が実際に結婚をしたころは、「良いパートナーにならないといけない!毒親育ちやから、せめて相手に迷惑をかけてはいけない!」と思いこんで、めちゃくちゃ無理していたように感じます。
結婚してから数年たって気づいたことは、とにかく無理しない!頑張りすぎない!泣きたくなったら泣いてもいい!甘えてもいい!ということです。とにかく緩く。自分らしく。
長い結婚生活ですから、心と身体を壊さないように気をつけましょう。