年末年始に勉強できる場所はここ！2025年～26年にかけて元旦も営業する穴場と確保のコツ

こんにちは。静かな世界、運営者のSです。

年末年始に勉強できる場所を探しているけれど、どこも閉まっていて困り果てているという方は多いのではないでしょうか。いつも利用している図書館やカフェが休みに入り、家では家族がいて集中できないとなると、勉強場所の確保は死活問題ですよね。特に受験生や資格試験を控えている方にとって、この時期の学習環境は合否を分ける重要な要素になります。私自身もかつて、大晦日に参考書を持って街をさまよった経験があるので、その焦る気持ちは痛いほどよくわかります。今回は、2025年～26年の最新情報を踏まえつつ、年末年始でも確実に勉強時間を確保するための具体的な場所と戦略について、私の経験も交えてお話しします。

• 公的機関や図書館の休館スケジュールと傾向
• 元日でも営業している意外な穴場スポットと利用のコツ
• チェーン店の営業時間短縮の実態とエリアによる違い
• どうしても場所がない時に自宅を自習室化する裏技

年末年始に勉強できる場所の主な候補と特徴

まずは、年末年始における主要な勉強場所の営業状況を整理しておきましょう。この時期は「普段通り」という感覚が一番の敵になります。それぞれの施設がどのような営業体制をとっているのか、傾向を知っておくだけで無駄足を踏むリスクをぐっと減らせます。

図書館はいつから？休館日と利用の注意点

結論から言うと、年末年始に図書館をあてにするのは非常に危険です。

多くの自治体では、行政の「御用納め」に合わせて12月28日頃から休館に入り、年明けは1月4日頃まで閉まっていることがほとんどです。さらに、2025年から2026年にかけての年末年始は、曜日の並びやシステムメンテナンスの影響で、休館期間が長引く傾向にあります。

地域の図書館もこれに近いスケジュールで動くことが予想されます。「もしかしたら開いているかも」という期待を持って移動すると、閉まった門の前で途方に暮れることになりかねません。まずは「図書館は使えない」という前提でスケジュールを組むのが賢明です。もし開館している図書館があったとしても、学習室の座席数が制限されていたり、開館時間が短縮されていたりする場合があるので、必ず事前に公式サイトの「カレンダー」を確認してください。

有料自習室は正月も営業するおすすめの穴場

私がこの時期に最もおすすめしたいのが、有料自習室やコワーキングスペースです。

「お金がかかる」と敬遠されがちですが、年末年始に限って言えば、これほどコストパフォーマンスの良い投資はありません。なぜなら、多くの有料自習室にとって受験直前のこの時期は「書き入れ時」であり、あえて「年中無休」や「年末年始特別営業」を打ち出している施設が多いからです。

例えば、横浜にある「有料自習室アイデスク」のように、大晦日や元日も24時間利用可能としている場所や、大阪を中心に展開する「勉強カフェ」のように全店営業を行うチェーンも存在します。最近では、会員登録なしで利用できる「ドロップイン（一時利用）」を受け入れている施設も増えてきました。1日2,000円〜3,000円程度かかりますが、カフェを何軒もハシゴする時間と労力を考えれば、決して高くはないはずです。

カフェやファミレスは短縮営業を要確認

身近なカフェやファミレスも選択肢に入りますが、ここ数年で状況が大きく変わっている点に注意が必要です。働き方改革の影響もあり、「24時間営業の廃止」や「元日休業」が加速しています。

すかいらーくグループ（ガスト、バーミヤンなど）は、大晦日の閉店時間を早めたり、元日の開店時間を遅らせたりする「短縮営業」を実施する傾向にあります。また、ロイヤルホストのように元日や1月2日を休業とするチェーンも増えています。

Googleマップの営業時間は、年末年始の変則スケジュールに対応していないことが多々あります。必ず各チェーンの公式サイトに掲載される「年末年始営業時間のお知らせ（PDFなど）」まで目を通す、あるいは店舗に直接電話で確認することをおすすめします。

マクドナルドやスタバの混雑と利用制限

マクドナルドやスターバックスも勉強場所の定番ですが、年末年始は普段とは異なる「戦場」と化します。

マクドナルドでは、店舗によっては年末年始の特定の時間帯を「テイクアウトのみ」として、客席を閉鎖するケースがあります。また、スターバックスなどの人気カフェは、福袋の受け取りや初詣帰りの休憩客でごった返します。静かに勉強できる環境とは程遠く、長時間席を占領していると店員さんから声をかけられるリスクも高まります。

もし利用するのであれば、「開店直後の早朝」を狙うのが唯一の攻略法です。買い物客が動き出す前の午前中の数時間だけ利用し、混んできたらサッと撤退するという使い方がスマートです。

ネットカフェやカラオケの個室を活用する

「周りの音を気にせず集中したい」という場合、インターネットカフェ（漫画喫茶）やカラオケボックスの個室利用が強力な選択肢になります。

快活CLUBなどの大手ネットカフェは、鍵付きの完全個室を備えている店舗が多く、防音性も高いため勉強に最適です。ドリンクバーもついており、長時間こもって作業するのに向いています。ただし、年末年始は「ホテル代わり」に利用する人や、帰省中の若者で非常に混雑します。事前にアプリで空席状況を確認するか、予約機能がある場合は必ず予約をしてから向かうようにしましょう。

カラオケボックスも個室として優秀ですが、年末年始は「特別料金」が設定され、普段より割高になる点には注意が必要です。また、周囲の部屋からの歌声はどうしても聞こえてくるので、耳栓やノイズキャンセリングイヤホンは必須アイテムです。

年末年始に勉強できる場所を確保する戦略

場所の候補がわかったところで、次は実際にどうやって席を確保するかという「戦略」について考えましょう。行き当たりばったりで外に出ると、寒空の下を歩き回ることになってしまいます。

東京や大阪など都市部のエリア別状況

勉強場所の探し方は、エリアによって正解が異なります。

特に東京や大阪などの都市部では、人の流れが極端です。初売りやイベントがある商業施設の近くは避け、あえて「普段はサラリーマンしかいないような少し寂れた駅」の周辺を探すと、意外と空いているカフェが見つかることがあります。

大晦日や元旦に確実に席を確保する方法

大晦日や元旦に席を確保するための鉄則は、「他人が動かない時間に動く」ことです。

多くの人は、大晦日の夜は遅くまで起きていて、元旦の朝はゆっくり過ごします。つまり、元旦の午前中こそが、一年で最も街が静かな時間帯なのです。この時間帯に営業しているカフェやファミレスに入れれば、驚くほど静かな環境で勉強できます。

また、ショッピングモール内のカフェを利用する場合は、「開店ダッシュ」が基本です。初売りの福袋に行列ができている間に、カフェエリアへ直行しましょう。皆が買い物をしている午前中は、カフェはガラガラであることが多いです。

家で勉強できない時の環境作りと代替案

どうしても外の場所が見つからない、あるいは移動手段がないという場合は、発想を変えて「自宅を自習室にする」工夫をしましょう。

ただ机に向かうだけでは集中できないですよね。そこで活用したいのが、YouTubeの「Study With Me」動画です。「ひまひまチャンネル」や「づづ」さんのような人気チャンネルでは、ただひたすら勉強している様子が流れています。これを再生しながら勉強すると、「一緒に頑張っている人がいる」という感覚（ピア効果）が生まれ、不思議と集中力が続きます。

これらは移動時間ゼロで、無料で利用できる最強のツールです。「場所がないなら、バーチャル空間に行けばいい」と割り切るのも、現代の賢い選択肢の一つです。

早朝や予約システムを使って場所を確保

確実に席を確保したいなら、やはり「予約」に勝るものはありません。

最近では、コワーキングスペースや一部のカフェで、Web予約システムを導入している店舗が増えています。「いいオフィス」などのアプリを使えば、現在地周辺でドロップイン利用できるスペースを検索し、空き状況をリアルタイムで確認できることもあります。

また、ファミレスやカフェを利用する場合でも、予約はできなくとも「モーニングの時間帯」に行くことで、席を確保できる確率は格段に上がります。朝一番に場所を確保し、お昼の混雑が始まる前には撤退して自宅に戻る。このサイクルを作ることで、リズムを崩さずに学習時間を確保できます。

2025年の年末から2026年の年始に勉強できる場所のまとめ

最後に、年末年始の勉強場所確保のポイントをまとめます。2025年～26年にかけての年末年始は、働き方改革による休業の増加と、カレンダーの並びによる長期休暇が重なり、例年以上に「場所探し」が難しくなることが予想されます。

重要なのは、「一つの場所にこだわらないこと」です。

• 第1候補（予算あり）: 営業確実な有料自習室・コワーキングスペース
• 第2候補（朝型）: モール内カフェやファミレスの開店直後
• 第3候補（個室派）: 予約済みのネットカフェ
• 最終手段（自宅）: デジタルツールを活用したオンライン自習室

このように、いくつかの選択肢（ポートフォリオ）を用意しておき、状況に合わせて柔軟に動くことが、ストレスなく勉強時間を確保する鍵となります。「どこに行っても閉まっている」とパニックになる前に、今のうちに近所の店舗の「年末年始営業時間」を公式サイトでチェックしておきましょう。

皆さんがこの年末年始、自分に合った最適な場所を見つけ、充実した学習時間を過ごせることを心から応援しています。静かな場所さえ確保できれば、結果は必ずついてくるはずです。