私はディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の主人公、ラプンツェルが大好きです。
あのビジュアルも性格も可愛くて好みです。
でもあの育ての母親ゴーテルが私の母親と似てるから、見る度に思い出して嫌な気分になってしまいます。
母に嫉妬されたり、夢や希望を潰されたことがありますか?
私は実の母から本当にたくさん嫌がらせを受けました。
母はもしかして私に嫉妬してる…?
そんな違和感を母親に対して抱えている毒親育ちさんは多いのではないでしょうか?
私も高校生ごろから母親の言動に対して「?」と疑問に思うことが増えました。
今になって思うと「母親のあの発言は娘に対する嫉妬だったんだな」と知ることができました。
娘に嫉妬する母親
娘に嫉妬する母親の特徴は以下の通りです。
- 思春期になっても下着を買ってくれない
- 体型や肌など、外見についての指摘や貶しの発言が多い
- 「お母さんの方があんたより細い」「お母さんの方があんたより綺麗」など張り合うような発言が多い
- 女性らしい服を着たり、流行りの髪型にすると「よくそんな服着れるわね!」「その髪型なに⁉似合ってない!やめなさい!」と気分を害する発言が多い
- 用事で異性と連絡していると、話の内容を盗み聞きし、「あんた男と話す時は声が高くなるね」など、その都度嫌味を言う
- 娘の携帯電話を勝手にチェック。アドレス帳を見たのか、異性らしき名前が登録されていると、ニヤニヤしながらその人の名前をひたすら連呼してくる
- 娘が笑っていると、「笑うな!」と怒る
とまぁ、こんな感じでしょうか。
私と同じような経験をされた方もいることでしょうし、「もっと酷いことを言われていた!」という方も多いと思います。
娘の結婚を意味不明な理由をつけて反対する母親も、嫉妬している可能性がありそうです。
なぜ自分の娘に嫉妬するのか
そもそもなんで娘に嫉妬するの?という話ですが、簡単にいうと娘の幸せが許せないという気持ちがあるからです。
娘に嫉妬する母親の心理とは
- 娘が幸せになることが許せない・娘だけが幸せになる…そんな姿は見たくない
- 自分だけが不幸のままで置いていかれる・寂しい
- 夫に愛されていない・夫と不仲で満たされていない
- 心が満たされていないから娘の幸せも祝福できない
母親自身の心が満たされず、常時強い不満・ストレスを抱えている状態。だから自分の所有物(だと思い込んでいる)である娘に幸せになられることが嫌、という幼稚で醜い感情を持っているのです。
そんな嫉妬系の母親は、ほぼ無意識レベルで娘をしています。
娘からするといい迷惑
母親に嫉妬される娘側からすると、本当にただのいい迷惑なんですよね。
年頃になるとそれなりに異性と連絡をとることなんかもあるでしょう。
それを間接的に妨害しようとしてくる母。
「私は不幸。だからお前も不幸になれ。絶対に幸せになるな。」と言われているようなもの。
娘と自分は別の感覚・感情を持った生き物だと気付けていないんですよね。
娘側の立場からすると、①自分の幸せのために頑張っている ②でもその頑張りをいちいち母親に妨害される
これはもう本当に疲れるし、母親が邪魔でしかなくなりますよ。
母が私に嫉妬している…そんなときの心のあり方
母親が私に嫉妬しているのでは…?と思ったとき、母親と自分は別の人間であるということをしっかり分かっておかないといけなせん。
- 不幸な母親に対して可哀そうな人だと思うのはまぁよしとして、自分まで不幸になる必要は全くない
- 娘には人として幸せになる権利がある
- 幸せになるためには母親に流されず、とにかく自分がやりたいようにするべき
もし不幸な母親のことを救ってあげたいと思うのであれば、まずは娘自身が幸せにならないといけません。
人生一度きりだから、やりたいように行動しましょう。毒母の言動なんて無視してよし!!
母のおかしな言動の理由を理解した本
「母は私の気持ちを分かってくれないんだな…。」そんな思いで孤独に感じていたときに書店で見つけた一冊。
信田さよ子さん著の『母からの解放 娘たちの声は届くか』です。
母は私が嫌がることを繰り返していました。母に対する疑問が膨らんでいたときにこの本を読み、母に対する「なぜ?」が解消された気がします。
そして、この本を読むことで「私は幸せになってもいいんだ」と勇気づけられました。
信田さよ子さんは他にも毒親に関する書籍を多数出しておられます。どれもすごく参考になりますよ。
信田さよ子さんの書籍は、母との関係でお悩みの女性におすすめです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。