2021年7月24日、芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた俳優の市村正親さんと女優の篠原涼子さんが離婚を発表し、多くの人々に衝撃を与えました。


「なぜ、あれほど仲の良かった二人が?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、二人の離婚の真相について、あらゆる情報を基に徹底的に解説します。
公式発表された離婚理由「新しい形のパートナーシップ」を解説
市村正親さんと篠原涼子さんが公式に発表した離婚理由は、夫婦関係を解消し、「新たなカタチのパートナー」として子供たちを支えていくというものでした。
市村正親さんは自身のコメントで

彼女がより一層女優として輝き、母としても生きていく道を歩ませたいという思いに至りました。
と語っており、篠原涼子さんの女優としての人生を尊重した結果の決断であったと説明しています。
これは、従来の夫婦という枠組みから離れ、互いの人生を応援し合う新しい関係性を築くための前向きな選択であったと解釈できます。
世間で噂される3つの大きな原因とは?
公式発表では円満な関係性が強調されましたが、世間では離婚に至った具体的な原因について様々な憶測が飛び交いました。
特に大きな原因として噂されているのは、主に3つです。
- 一つ目は、篠原涼子さんのライフスタイルの変化と、それに伴う異性関係の噂
- 二つ目は、25歳という大きな年齢差によって生じた、夫婦間の価値観のズレ
- 三つ目は、女優業に邁進したい篠原涼子さんと、家庭を大切にしてほしいと願う市村正親さんとの間での、仕事に対する考え方の違い
これらの要因が複雑に絡み合い、離婚という決断につながったと考えられています。
円満離婚は本当?慰謝料や財産分与はどうなった?
離婚発表の際には、最近撮影されたという二人の笑顔のツーショット写真も公開され、その円満ぶりを印象付けました。
実際に、二人の間では慰謝料や財産分与は発生していないと報告されています。
これは、お互いへの尊敬や感謝の気持ちが残っており、泥沼の争いにならなかったことの証と言えるでしょう。
親権についても、感情的な対立ではなく話し合いの上で決められており、二人が良好な関係を保ったまま別の道を歩み始めたことがうかがえます。
離婚の「なぜ」を深掘り|考えられる5つの原因
公式発表だけでは語られない、二人の離婚の「なぜ」について、報道された情報から考えられる5つの原因をさらに深く掘り下げていきます。


原因①:篠原涼子と韓国人アイドル「グァンス」の不倫疑惑は事実?
離婚後、一部で篠原涼子さんと韓国のアイドルグループ「SUPERNOVA」のメンバーであるグァンスさんとの不倫疑惑が報じられました。
グァンスさん


しかし、この疑惑について決定的な事実は確認されていません。
一方で、離婚前から篠原涼子さんの奔放な私生活はたびたび報じられていました。
ママ友との飲み会で「常に恋していたい、旦那以外と!」と発言したり、俳優の江口洋介さんと深夜まで個室で過ごす様子が報じられたこともあります。
市村正親さんは当初、妻の夜遊びを黙認していましたが、次第に注意するようになった結果、「もう別れたい」と返されることもあったようです。
これらの積み重ねが、夫婦間の信頼関係に影響を与えた可能性は否定できません。
原因②:25歳の年齢差が生んだ価値観のズレ
結婚当初、25歳という年齢差は、人生の先輩である市村正親さんの包容力として、篠原涼子さんにとって魅力的に映っていたことでしょう。
しかし、時が経つにつれて、その大きな年の差が価値観のズレを生む要因になった可能性があります。
篠原涼子さんが40代を迎え女優として最も脂が乗る時期に、市村正親さんは70代となり、穏やかな家庭生活を望む気持ちが強くなっていたかもしれません。
お互いの人生のステージが変化する中で、知らず知らずのうちに夫婦の間に溝が生まれていったと考えられます。
原因③:「理想の妻」を求める市村と、女優業に専念したい篠原のすれ違い
二人に近い芸能関係者の話によると、市村正親さんは篠原涼子さんに対して「女優の前に母親であって欲しい」と願い、子供が大きくなるまでは仕事をセーブしてほしいと考えていたようです。
対照的に、篠原涼子さんは子育てが一段落したら本格的に女優業に復帰したいという強い思いを持っていました。
実際に、篠原涼子さんは2015年頃から連続ドラマや映画への出演を急激に増やしています。
家庭を第一に考える夫と、キャリアを追求したい妻。
この仕事に対する根本的な考え方のすれ違いが、離婚の大きな原因となったことは想像に難くありません。
原因④:コロナ禍での生活スタイルの変化が決定打に?
離婚に至る直接的なきっかけとなったのが、新型コロナウイルスの感染拡大でした。
2020年、ドラマ撮影で多くの人と接する篠原涼子さんは、家族への感染を防ぐという理由で別居を開始します。
しかし、撮影が終了しても同居に戻ることはなく、別居生活が約1年間続きました。
市村正親さんもコメントで



別居が基本のスタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました。
と語っており、この別居期間がお互いの関係性を見つめ直す時間となり、結果として離婚という決断を後押ししたようです。
原因⑤:そもそも「略奪婚」だった?結婚当初からあった不安要素
二人の出会いは2001年の舞台『ハムレット』での共演がきっかけですが、当時、市村正親さんには妻がいました。
その後、市村正親さんは2003年に前妻と離婚し、2005年に篠原涼子さんと結婚しています。
この経緯から、当時は「略奪婚」と報じられることもありました。
結婚に至るまでの道のりが、夫婦関係の根底に何らかの影響を及ぼしていた可能性も考えられます。
また、篠原涼子さんの父親が二人の大きな年齢差を心配し、結婚に反対していたというエピソードもあり、当初から乗り越えるべき課題があった結婚だったのかもしれません。
離婚後の篠原涼子の現在は?再婚の可能性を調査
離婚後、一人の女性として新たな道を歩み始めた篠原涼子さん。
その現在の活動やプライベートについて、多くの関心が集まっています。
噂の相手グァンスとの現在の関係はどうなっているの?
離婚後に不倫疑惑が報じられたグァンスさんとの関係ですが、その後、二人の関係を示す具体的な報道はなく、真相は不明のままです。
篠原涼子さん自身もこの件について公に語ることはなく、あくまで噂の域を出ない情報となっています。


篠原涼子さんに再婚の可能性はある?いつ頃?
篠原涼子さんに再婚の可能性があるかについては、現時点では何も分かっていません。
しかし、恋愛ジャーナリストからは、今回の離婚を「卒婚」の一つの形と見る向きもあります。
「母親はこうあるべき」という社会的な思い込みから解放され、一人の働く女性として自分の人生をより良くするためにパートナーシップを解消した、という見方です。
そう考えると、今後、篠原涼子さんが新たなパートナーと出会い、新しい関係を築いていく可能性は十分にあると言えるでしょう。
女優としての活動や子供との関係について
離婚後も篠原涼子さんは、女優として精力的に活動を続けています。
親権は市村正親さんが持っていますが、篠原涼子さんは自身のコメントで



これまで以上に母として子供たちとふれあい、話し合い力強く支えていきたい。
と表明しています。
実際に、子供たちとの交流は続いており、母親としての役割を放棄したわけではありません。
仕事と母親業を両立させながら、自分らしい生き方を模索しているようです。
なぜ市村正親は「かわいそう」と言われる?離婚後の生活は
72歳で二人の子供の親権を持つことになった市村正親さんに対して、世間からは「かわいそう」といった同情的な声も聞かれます。
その理由と、離婚後の生活について見ていきましょう。


二人の子供の親権を市村正親が持ったのはなぜ?
協議離婚の場合、母親が親権を持つケースが圧倒的に多い中で、72歳の父親である市村正親さんが親権を持ったのは極めて異例です。
この理由について、市村正親さんは



人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました。
と説明しています。
また、篠原涼子さんも



父の背中を見せて育てていきたいとの市村氏の希望と、父のようにたくましく育ってほしいとの私の願いが一致しました。
とコメントしており、双方の合意と子供たちの将来を思っての決断であったことが分かります。
現在の生活は?シングルファザーとしての日々
市村正親さんは、離婚後もシングルファーザーとして子供たちとの生活を大切にしています。
人気トーク番組「しゃべくり007」に長男の市村優汰さんと共に出演した際には、良好な親子関係が話題となりました。
番組内で優汰さんの口から母親である篠原涼子さんのエピソードは語られませんでしたが、市村正親さんはたびたび「ママ」という言葉を口にしており、家族の絆が続いていることを感じさせました。
舞台俳優としての活動と今後の展望
市村正親さんは、離婚という大きな出来事を乗り越え、日本のミュージカル界を代表する俳優として今もなお第一線で活躍し続けています。
プライベートでは二人の息子を育てる父親として、そして舞台の上では観客を魅了する役者として、充実した日々を送っているようです。
そのエネルギッシュな姿は、多くの人々に勇気を与えています。
市村正親と篠原涼子の馴れ初めから離婚までの全時系列
おしどり夫婦の出会いから別れまで、15年半にわたる結婚生活の軌跡を時系列で振り返ります。
二人の出会いと交際のきっかけは舞台共演
二人の出会いは、2001年9月に上演された舞台『ハムレット』でした。
当時、初舞台だった篠原涼子さんを、主演であり人生の先輩でもある市村正親さんが支える形で距離を縮め、交際に発展しました。
当時市村正親さんが既婚者であったことから、その交際は大きな注目を集めました。
結婚生活15年の軌跡とおしどり夫婦と呼ばれた日々
市村正親さんの離婚成立後、二人は2005年12月に結婚。
2008年に長男、2012年に次男が誕生し、理想の家族として知られるようになります。
特に2014年に市村正親さんの胃がんが発覚した際には、篠原涼子さんが食事管理などで献身的にサポートし、早期発見・回復に繋がったエピソードは有名です。
この時期、二人はまさに誰もが羨むおしどり夫婦でした。
離婚発表までの流れと世間の反応まとめ
円満に見えた夫婦関係の風向きが変わり始めたのは2015年頃から。
篠原涼子さんの夜遊びや、仕事量の急増が報じられるようになります。
そして2020年からのコロナ禍をきっかけとした別居生活を経て、2021年7月24日に離婚を発表。
発表のタイミングが東京オリンピックの期間中であったことから、「世間の注目を避けるための“目くらまし”ではないか」と芸能ジャーナリストによって指摘されるなど、最後まで話題の絶えない幕引きとなりました。
よくある質問|市村正親と篠原涼子の離婚に関するQ&A
最後に、市村正親さんと篠原涼子さんの離婚に関してよく寄せられる質問とその答えをまとめました。
二人の子供の年齢と名前は?
二人の間には息子が二人います。
2021年の離婚当時、長男は中学1年生、次男は小学4年生でした。
長男は市村優汰(いちむら ゆうた)さんという名前で、近年は俳優として父親である市村正親さんとテレビ番組で共演するなど、活動を始めています。
次男については、プライバシーに配慮し、名前などの詳細は公表されていません。
離婚について、お互いのコメントは?
離婚に際し、市村正親さんは「涼子との出会いは私の人生最大の喜び」と感謝を述べつつ、女優としての彼女の未来を応援したいという気持ちを表明しました。
一方、篠原涼子さんも「尊敬の念にたえません。この姿勢は今もこれからも変わる事はありません」と、市村正親さんへの変わらぬリスペクトを語っており、双方とも前向きな言葉で締めくくっています。
復縁の可能性はありますか?
二人は離婚後、「新たなカタチのパートナー」として良好な関係を築いているとされています。
しかし、これはあくまで子供たちの親として、また同じ職業の仲間としての関係性です。
お互いがそれぞれの道を歩み始めていることから、現時点で夫婦として復縁する可能性は低いと考えられます。